2025年2月
一週間ぶりに青野山が姿を現しました。
これで春が来るでしょう、皆さんもぜひ津和野へおいで下さい!
2024年11月
収穫の秋?昨年は店先にかごに入れて観光客に自由に持って行ってもらうほどの柿の収穫は今年はこれっぽっちでした。。。緑の果物の写真は八朔です、この枝にだけ実っています。柿も八朔も日の当たらない場所にほんの少しだけ実をつけたようです、春、夏の猛暑で日焼けして枯れ落ちたのでしょうか?あらゆる作物が不作とのこと、気候変動が身の回りにも影響をもたらしつつあるようで今後が心配です。
2024年7月
「真夏の芸術祭2024」 開催決定!8月1日ー11日
中尾厚子の津和野では発表していない過去の大作から最新のカラフルで手ごろなマグカップまで
息子中尾成の石見和紙に描いた油絵、そして最新の津和野のために作った「コイ」!
その他にもいろいろ企画中 >>>フェイスブックをチェック!
ドイツのガラクタも新しく入荷します。
よりによって真夏、エアコン無し、熱い芸術を見に来てください!
息子もいます、息子の息子もいます、もしかしたら海に行ってるかもしれません、どうぞよろしく。
2024年7月
何の脈略もないけど母自慢、私の母はすごい!
母・中尾厚子は陶芸家、50年以上焼き物を作っている、それだけでもうすごい。
津和野生まれの厚子さんは子供のころからいろいろな習い事を経験、日本舞踊、お琴、お茶、お花、着物、、、。
学生時代は卓球、西日本で上位に入るほど、プロを目指していたが不運な交通事故でプロへの道は諦める、、、でも前向き人生は諦めない。
当時の女性としてはめずらしく車の免許を早々と取得、バイクにも乗って、西日本なのにスキーも得意、とにかく何でもやる、男も女も時代も関係ない。
お茶も着物もお花も続けながら、子育てもしながら、唐突に陶芸を始める、少し習った後はひたすら独学、本を買いあさり、人の作品展を見て回り、、、。
美大を出たわけでもなく大師匠についたわけでもない、コネも推薦もなく果敢に公募展に出品、日展にも何度も入選している、大手百貨店での個展も多数開催。
女流陶芸という肩書は彼女にあてはまらないし、自身も全く意識していない。作品を見る人、評価する人、買う人はみな「男性の仕事かと思った」と言う。
その他の厚子さんの習い事、得意技
着物の帯紐などを編む「組みひも」、栃木県滞在時代の木彫り「日光彫」
スペインへ行ってきた勢いで始めた「フラメンコ」
夫の出張についていったオーストラリアでは移民に混じって「英語」
さらにオーストラリアのやきもの教室にて現地ならではの「絵付け」
ドイツのムスコを訪ねるために数年かけて「ドイツ語」
津和野ではなぜか「太極拳」なんかもやっている
もちろんやきものの手法に関しては赤絵や三島手、あれやこれや無数
とにかく何でも夢中でやる、うまくいかなくてもくじけない、すごい。
すでに85歳の厚子さん、数年前からまた卓球熱に火がついた。プロのコーチについて特訓再開、ユーチューブを見ながら研究の日々、シニアの世界選手権を目指すという、、、すごすぎる。
陶芸もまだまだやる気で、最近新しい窯を購入、30年は使える、30年生きるつもり。
両親を早く失い、弟たち二人ももういない。「私はあの人たちの分も生きなきゃなのよ」と言う厚子さん。
けっこう実践できているのではないか?すごい、ご立派!
すごい厚子さんはギャラリークンストホーフにおります
着物、お茶、お花の話、卓球、ドイツ語、フラメンコ、エトセトラエトセトラ
話題は豊富、お話に来てください、エアコン無いですけど。
文・中尾成(息子)
ギャラリークンストホーフ、改名します!
といっても元の名は正式名称として残し、日本語の呼び名、愛称、通称として覚えやすくて呼びやすく親しみやすい名前を提案します。
どんな正式な名前があろうと、お茶屋はお茶屋さん、花屋はお花屋さん、と呼ばれるのと同様に、うちはズバリ「芸術屋」芸術屋さん、とします。
いかがでしょう、「あぁ、本町の芸術やさんねー」みたいな、急に芸術が身近になりますよね。
芸術とは自分で決めるもの、自分にとってそれがゴミかお宝か、というだけのことです。
うちにはそれらがいっぱいあります、自分にとってのお宝を探しに来てください!
「芸術屋」どうぞよろしく。
あ、そうそう、芸術屋2代目のアキラが東京での展示会のためドイツから戻り、数日津和野にも滞在します、その間に10年以上にわたって作ってきた焼き物の魚たちを展示、販売いたします、実験的な作品、プロトタイプも多く、価格は笑える程度です、笑いに来てください。
電撃さかな展!4月19日、20日、11時‐17時
ご来店の方にはドイツのばらまきみやげチョコレートプレゼント!
急に晩秋のような気候で先日は雪も、、、
これでは八朔もきれいな黄色に染まることは出来ないのではと心配になります。
とはいえ人にとっては過ごしやすい秋、芸術の秋!
津和野は紅葉もきれい、イベントもいろいろ
うちにはクリスマスに合わせたドイツの小物も入荷しました、どうぞおこしください!
猛暑も過ぎ、ようやく秋らしくなってきました。
庭の柿です、異常気象のせいでしょうか、今年は小粒で鈴なりです。
時々収穫して店頭に出しますので、たまたま見かけたらどうぞお持ちください、味は良いです。
2021年3月
桜が咲いた、今年もやはり春が来た(ちょっと早いですね)。
でも人間にとっては今年もまたコロナの春、、、もう一年が過ぎましたね
お花見も無く、旅行にも行けず、文化もスポーツも停滞、、、
でも、それだけに、身近にある、手の届く喜びや美しいものが見えて来たのではないでしょうか
今年も桜はきれいです
(写真・クンストホーフ主人)
2020年10月
今年の夏はコロナ、コロナでいつの間にか終わってしましました。観光客も受け入れる側も右に左に振り回されて、、、
それでも季節は移ります、きれいな秋の空です、先日は満月がはっきり見えました
目に見える美しいものを見ましょう、それだけでも心が豊かになります(写真・クンストホーフ主人)
2020年5月
昨年10月に幼虫だったクロアゲハ、サナギになって越冬、ついに成虫となり飛び立ちました、あたたかい陽ざしを受け、羽が乾くのを待って、使命を全うすべく堂々と。
人類はというと? 生命の流れを自らで断ち切るかのような、世界的に深刻な少子化問題や環境問題を解決しようとせず、目の前の病気で大騒ぎ、、、「生きる」という意味を改めて考えさせられます。
徐々に活動の規制が緩和されています、自分のやるべきことをやるために動き出しましょう! 不要な動きはダメですよ。
(写真・クンストホーフ主人)
2020年4月
ひとりで山つつじが奇麗な石見・丸山城に上ってきた
誰もいない山道、蕨を採りながらの登山、収穫はほんの一握り(とはいえ3日分の酒の肴にはなるかな?)
頂上からの景色、左手に津和野城・三本松城が見える
晩酌のビールのうまさといい、行った価値あり(写真・クンストホーフ主人)
2020年4月
桜が咲いた、春が来た、、、にもかかわらず、世界的に気分が沈んでいます
それでもやはり美しいものは美しい、美しく咲いてくれた桜に感謝!
こんな状況だからこそ、身近にまだ美しいものがあることを再認識できるというものです
混みあわない程度にみんなで桜を楽しみましょう!(さすがに花見はいけません)
そうでないと来年は咲いてくれないかもしれませんよ(写真・クンストホーフ主人)
2019年11月
土蔵改修工事終了!
足場も撤去されすっきり、中尾夫妻にもまた静かな日常が戻ってきます。
職人の皆様ご苦労様でした!
土蔵の改修工事について
津和野の中心部は文化財保護法、伝統的建造物群保存地区(伝建地区)となっており、ギャラリー・クンストホーフの裏に立つ古い土蔵もその保存の対象として指定されています。中尾夫婦がこの家を買うまで、またそれから今まで、単なる物置として使われてきたこの土蔵をついに改修することにしました。ヒビが入り崩れかかっている土壁、ずれて落ちそうな瓦屋根、外観のすべてを従来通りの工法で修理します。これだけ外側が傷んでいるにもかかわらず、中はまだしっかりしていて太い梁も健在です、実際に夏は涼しく冬は温かく、昔の人々の知恵を感じさせます。
改修後どのようにこの土蔵を生かせるか、若くない夫婦があと何年間、どう使うのか、明確なビジョンはありません。保存物対象の工事として多少の補助金が出るとはいえ、自分たちが払う分も決して少なくはありません、周りの人々から「なんのために?」と変な目で見られているのも事実です。津和野伝建地区とはいうものの、近所には朽ちかけた、または撤去を待つばかりの古い建物がいっぱいです。金銭的な理由だけでなく、持ち主たちの高齢化と「なんのために?」という疑問と不安が原因でしょう。終活という言葉がはやっています、終活というのは全て捨てることではなく、身の回りを整理し、整備しなおして、将来に残せる形にすることだと思います。
中尾夫婦はその「なんのために?」に対し、「生まれ故郷に感謝する気持ち」という答えとして、時間と費用をかけてこの土蔵を残すことを決意しました。
改修後にはギャラリーに来ていただく皆さんにもぜひ見ていただけるよう計画しています、お楽しみに! (2019年6月)
〒699-5605 島根県鹿足郡津和野町後田本町三丁目 TEL: 0856-72-0139
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Akira Nakao I Horstweg 28 I 14059 Berlin
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